DANILDA & PEREGRINO 農学博士が、
令和6年4月8日から12日までの間、
チームトドロキA.R.Rにて、MOETおよびOPU技術について意見交換会及び研修を実施した。
2人農学博士は、自国フィリピンで水牛の繁殖及びOPUを実務としながら、それぞれの研究テーマについて研究を続けている。
僕がデスカッションの中で特に興味深かったのは、水牛の卵胞液には卵子の発育調整に関与している可能性のある、生物活性化物を運ぶ細胞外小胞(EVs)が含まれている。
この濃度を変えて体外成熟培養をおこない発生能力の改善が見られたとのこと。通常の受精卵移植液にも応用できそうだ。